arasan1951’s blog

69年間の人生の叡知!森羅万象に物申す

生命そのものを3度見ました。

一度は地下鉄銀座線で表山道から渋谷駅へ向かう途中、地上に出た瞬間、二度目は、堂平山から自転車で下って来て、越辺川のほとりで水面を見ていたとき、そして三度目は、中国を旅行して上海の空港に向かうタクシーの中からはるか平原に立ち上る、生命の陽炎を見たとき。

そして一度は、永遠に燃えさかる地獄の炎を見ました。

ただし、そのあとすぐに、私は精神病院に入院しました。

そのいずれも、とにかく見た、ということだけで、どういうことなのかということを説明することが出来ません。

ただし、最初の渋谷の時は、頭が猛烈に回転して、大学ノート数十ページにさまざまなことを書き付けたのですが、前の妻に家を叩き出されたあと、何処へ行ったのか分かりません。

大学の卒論に芸術論を書き、それも早稲田文学に載せると言われて、そのまま所在不明となりました。

あるのはただ、私の見たという感覚だけです。

でもこうやってブログを書いていると、感覚が研ぎ澄まされて、生命そのものを語れるようになるかもしれません。