ブログは文学か?
はい、文学です。
なぜなら文学はレトリック(修辞学)だからです。
修辞学とは言葉を飾る学問、美辞麗句も修辞学ですが、完結な文章も修辞学です。
ブログは文学には違いないのですが、別の側面、情報の伝達・共有という面もあり、普通はそちらの方の用途の方に焦点が当てられています。
ですが、ブログは間違いなく文学です。
もし『源氏物語』の紫式部の時代にブログがあれば、紫式部も間違いなくブログをしたと思います。
ただここで忘れてならないのは、『詩経』の「毛詩」の序にいう志です。
志が口をついて出たものが言葉である以上、言葉をあれこれいじくり回す根底には、志が無ければなりません。
それは孔子の言う仁であり、キリスト教の言う慈悲であり、仏教の言う慈愛であります。
ですが、文学は何より面白くなければなりません。
さて、面白いブログが書けますことやら?