気が早いですが、お墓参りしてきました!
ちょっと気が早いですが、お墓参りをしてきました。
両親と、次兄のお墓が高雄の東京八王子霊園にあります。
新宿まで折畳み自転車で行って、新宿から高雄まで輪行し、高雄からお墓までと、そこから自宅まで、約50キロを自転車で帰ってきました。
まだ人は少なかったですが、お墓のところどころにお花が上がっていました。
備え付けのバケツと柄杓とタワシで、お墓の掃除をしたのですが、ここは管理が行き届いていると見えて、お墓は掃除の必要もないほど、きれいでした。
が、まあ、一応掃除をして、お花を供えて、お線香を灯して、手を合わせると、後は何もやることがありません。
ふと気が付いて、お墓の裏に回って戒名を眺めていると、両親と兄の名前は良いのですが、そこに、幼くして亡くなった私の兄と姉の名前が刻まれていました。
静枝2歳、昭夫3歳、照子当歳、とありました。
いずれも戦中の昭和16年〜19年に亡くなっています。
それを見ながら、改めて、ここに立っている自分とは何だろう?と思いました。
ちょっと時代がずれていれば、私も幼くして命を無くしていたかも知れないのです。
帰りの道々、50キロの道のりを必死で漕ぎながら、念仏のように、2歳、3歳、当歳、と何度も口の中でつぶやきました。
家に着いたとき、なぜか、私はいつも以上に疲れ切っていました。