arasan1951’s blog

69年間の人生の叡知!森羅万象に物申す

色覚異常は人類の叡知!?

コンクリートの上の赤鉛筆の文字は見えないけれど、墨絵の濃淡は立体的に浮き上がって見える。

森の木の実は見えないけれど、草原のライオンは遠くからでもくっきりと見える。

これが、赤緑色覚異常の人のものの見え方です。

ある仮説によると、これは人類が森を捨て、草原に進出した時に、天敵から身を守る手段として獲得した能力だと言います。

集団で狩をするときに、その中の1人が、草原に潜むライオンを見つけるために、監視として立ちました。

したがって、色覚異常が発生する割合は、男子の5%、女子には発生しません。

狩をする集団約20人に1人発生する割合です。

NHKスペシャルでこの仮説を知ったとき、私はどれほどホッとしたか分かりません。

長年のコンフレックスと不条理と、わだかまりの全てが解消したように思えました。

今ほど個人情報が保護されていない時代、優しい人もいればそうでない人もいて、無茶苦茶言われたこともあります。

そうでなくなった今の時代を感謝しつつ、思いも新たに、人類の叡知を見つけていきましょう。