arasan1951’s blog

69年間の人生の叡知!森羅万象に物申す

三木成夫記念シンポジウムが本になりました!

吉本隆明にして、もっと早く、その方法論を知っていれば、と言わしめた、稀代の解剖学者、三木成夫。

お亡くなりになって、はや20年以上が過ぎようとしていますが、その業績は今なお高く評価され、平凡社の『三木成夫』に続いて、哲学堂から「三木成夫記念シンポジウム」の本が出版されました。

亡くなった故人の名前を冠したシンポジウムというだけで、珍しいことですが、それが10年以上続くと言うのは凄いことです。

このシンポジウムの最初の頃の発起人には、養老孟司先生もいらして、今回も解説を寄せていられます。

三木先生は養老先生の兄弟子筋にあたられるようで、三木先生の師匠の千谷七郎先生、そしてその千谷先生の師匠である冨永半次郎先生の本を、私が制作して、年内にも出版しようというのですから、本当に人の縁と言うのはわかりません。

生前、三木先生は人の縁をとても大事にしていらっしゃいました。

同じ原形質を持つ者として。

三木先生を語る時は、やはりDNAではなくて、原形質がいいですね。