arasan1951’s blog

69年間の人生の叡知!森羅万象に物申す

生命のコペルニクス的展開!

コペルニクスはイタリアの天文学者で、それまでの天動説に代わって地動説を唱えた人です。

ドイツの哲学者カントは、認識のコペルニクス的展開を掲げて、認識するものが人間の感性に働きかけてくるのではなく、人間が認識力を認識するものに照射して認識という行為を行なっているのだ、と言いました。

三木成夫は、生命の記憶は原形質にあり、と言って、人間の脳を腸管の末端が巨大に肥大したもの、と呼びました。

ここで、生命のコペルニクス的展開!

人間を主体とするのではなく、生命を主体として考えれば、生命は不死であり、人間は単にその乗りものに過ぎない。

三木成夫は極めて厳密に、様々な証例を挙げて、このことを検証しています。

詳しくは、うぶすな書院から三木成夫の著作が出ていますので、そちらをお読みください。